マドリガルさんのブログやインスタのコーデが本当に素敵で、ずっと気になっていたセナカドレス。 夏の黒のワンピースは他にも持っていて、似たようなものばかり買うのもどうか…と迷っていました。 それでも背中を(文字通りセナカを…)押してくれたのは、マドリガルさんの日々のブログでした。 素敵な写真と文章から、好きなもの・心地よいもの・大切に作られたもの・大切にしたいものに囲まれて過ごしていこう、丁寧な人生を送り、自分を大切に行こう、そう思わせてくれました。 届いたセネカドレス、まず端正な生地に感動しました。 凛として清潔感のある爽やかで上質な黒。 さっと着用してすぐは、もしかして大きいかも？という印象でしたが、いやいや、このゆとりがポイントで、リラックスした大人の余裕が感じられ、サラリのした生地が身体にまとわりつかないので、酷暑でも涼やかに過ごせました。 驚いたのは、付属のリボンベルトの使い方で、ドレスの表情がどんどん変わることです。 リボンを通すホールが上と下にあり、この2箇所から選べてもそんなに違いがあるだろうか？と半信半疑でしたが、上に通した時と下に通りした時では、別のワンピースかのようなシルエットの違いが生まれます。そして、前で結ぶか、後ろで結ぶか、もしくは結ばずに垂らすかでも、雰囲気がガラリと変わる。 毎日、同じ自分でなくていい。毎日、ちょっと違う自分を楽しんでみようか。そんな、小さな冒険心を思い出させてくれました。 もうすぐ50歳になる私のセナカを押してくれたドレス。 今度は、誰かのセナカを押してあげられる人になりたい。 今日、職場でいろんな方からセナカドレスを褒められ、ふとそう思いました。 丁寧に作られたお洋服って、着る人を支えてくれる凄い力があるんですね。