エバゴスのバッグは数十個所有しています。 欲しい欲しいと思いつつ、今までかっちりバッグを買わなかったのは、やはり、ちょっと完璧すぎるからです。私の中でかっちりバッグは、エバゴスの王様的な存在。 そんなかっちりバッグに、自分はまだ相応しくないと思っていました。似合わないし、きっとバッグの持つ存在感に負けてしまう。 私がバッグのおまけになってしまう。それは、ちょっと恥ずかしい。 もうすぐ40歳になる私、人生の酸いも甘いもそれなりに経験して、子供達も手がかからなくなるまで育てたし、少し仕事も再開したし、家事もそれなりに頑張っているつもり。皺も白髪も増えてきて、体重も随分増えて、いらない貫禄も出てきた。手もごつごつしてきて、結婚指輪も傷だらけで輝きが減った。 でも、実は今の自分の姿、嫌いじゃない。 そう気付いた時に「買おう！」と決めました。もう、いいよね！例えまだ似合わなくても、これからどんどん似合うようになるよね！と自分に言いきかせ、購入に踏み切りました。 バッグを実際持ってみて感じた事は、やはりまだまだ自分はヒヨッコだな、ということ。今はまだ、似合ってるかどうかは解らないけれど、必ずこのバッグが似合う自分になるぞ！と気合が入っています。