惹かれながらも
ずっとどこかに置き去りだった
ふと
壁の向こう側が気になり
その壁を乗り越えてみたら…
そこには
新しい世界が待っていた
何度も見送ったり、ずっと悩んだりと
ちょっと壁を感じることもある、無地とは違う世界。
でも、あの瞬間に目に飛び込んできて、いつまでも心掴まれて離れずに、ずっと脳裏に広がっている。
けれど、にぎやかに見えるその景色は、どうしてもちょっぴり眩しく感じてしまう。
お母さんに連れられていた小さなお子さんを見かけました。
「あぁ、ピンクが好きなんだなぁ
プリンセス?バレリーナ?も好きなのかなぁ」
道端にギラギラと反射する、可愛い色のスパンコールの光と
チュチュから透ける上下にスキップするシューズ。
迷いなく無邪気に身につけている。
いつから、”好き” を気軽に選択できなくなったんだろう。
本当はプリント柄も嫌いじゃないけど
『可愛すぎるかな...』
『いい歳してって思われるかな...』
そしていろんな経験から学習をして
『それよりも、このほうが使い勝手が良い』
『それよりも、長く使うなら無難な方がいい』
そんなふうに、何かを"選択する"ことから
“選択しない”が増えた今日この頃。
そんな“選択しなくなった”日常のこと
実は自分自身が一番わかってる。
たくさんの中から目に留まった一枚の柄のお洋服。
それはきっと、思考よりも先に
感覚が自分の好きを見つけてくれた証拠。
いつもなら、その後すぐに
弱気の自分に切り替わってしまうのに
まるで本のページをめくるように
頭の中は自然と次の展開に…
いつもと違うけど
試してみたくなったのが「トワルドジュイシャツ」。
それには理由がありました。
柄物は、合わせずらいかも
派手すぎるかも
似合ってるかどうかわからない…
“選択しない”理由はたくさん。
でも「トワルドジュイシャツ」は
”意外”がたくさん詰まった柄のシャツ。
店頭で合わされたお客様にも
「顔のすぐ下に柄がくるから難しいかなと思ったけど、スタンドカラーだからなのか意外とスッキリ見えてびっくりしました。」
こんな感想もいただいているんですよ。
おっしゃる通り、首元に沿うような細めのスタンドカラーは、襟の存在感がなく、柄物とデザインのバランスがちょうど良く感じられ、着た時にもとてもスッキリ見えるように作られています。
襟が大きい、お袖が特徴的、みたいなデザインのシャツとは違って、シンプルなつくりだから、柄ものでもすっきり着こなしていただけるのかもしれません。
そしてもう一つ、馴染みやすさの理由には”色使い”へのこだわりがありました。
柄物は、パキッとコントラストがすぎると、少し合わせずらさが出てきたり強い印象になりがちですが
「トワルドジュイシャツ」の色は、実は白×黒ではなくて、ほんの一滴ベージュがかったようなアイボリーと黒のコンビになっています。
それにより、柔らかさや馴染みやすさが持てて、クールで爽やかな印象だけではないコーディネートにも幅広く対応してくれます。
柄ものでも、2色だけの配色や落ち着いた色合わせで、大人のコーディネートにも取り入れやすいシャツになります。
「トワルドジュイシャツ」はまず全体の雰囲気を目に留められるお客様が多いのですが、その雰囲気を作っているのが、まるで絵画のような繊細な風景画。
草、木、花、空、水、動物、、、
フランスの自然を切り取った風景に、かつて少女だった頃の冒険ごころが誘われる...
遠い小さな町からやってきた
伝統的な模様
時代と芸術家に思いを馳せたり
ちょっぴりノスタルジーで
ちょっぴり気品香る世界
「Toile de Jouy トワル・ド・ジュイ」柄。
お客様によく褒められるのが「トワルドジュイシャツ」の丈感。
その理由は
「年齢と共に、丈の短いものより、長い方が似合うようになってきていて」
とお話しくださいました。
また、「いわゆるチュニックとも違う」というのもポイント。
「チュニックだとワンピース寄りの甘め雰囲気になるけれど、しっかりシャツのかっこよさがあるところがいいんです」と。
パンツスタイルでヒップラインが気になる時、さりげなく隠してくれるところもいいですね。
気温が上がる春夏シーズンには、Tシャツやカットソーの上に前を開けてラフに羽織って。
風を感じながら、涼しく着ていただけます。
ボタンを上まで止めると、シャツならではのきちんと感が出ます。
また、普通のシャツよりも長めに作られた着丈で、カジュアル感もやや落ち着いたデザインになります。
キレイめなパンツを合わせると、ちょといいランチの約束が入っても活躍してくれそうですね。
「ジャケットと合わせて」
羽織ものの季節、例えばジャケットの中に着ると、プリントならではの塩梅が良い感じ。
プリント柄を着たい理由の一つに、ジャケットからのぞかせる、それだけでコーディネートの良いアクセントになります。
そして「トワルドジュイシャツ」はプリント柄でも甘い印象にならず、ジャケットのかっこ良さに上手く相乗効果を与えてくれて◎
「ベストと合わせて」
プリントシャツは「シャツ+パンツ」だけのシンプルなコーディネートもおしゃれに見せてくれますが、いつもとちょっと変化を楽しみたい時には、ベストを重ねるのもおすすめ。
アクセサリーみたいなニットベスト「マガジン」となら相性も◎で、ちょっと捻りの効いた重ね着に。
「カーディガンと合わせて」
シャツのこの丈の長さを活かして…
敢えて、着丈に差があるカーディガンを合わせてみるのもまた全体の印象が変わります。
カーディガンの短めの丈に目線が上がり、スタイルアップの効果も嬉しい。
後ろ姿もいつもと違って、憎いバランス。
「アウターを羽織って」
アウターで覆われ、暗めトーンになりがちな冬のコーディネート。
柄に華やかさがある「トワルドジュイシャツ」がところどころ見えると、落ち着いた中にも軽さのある印象に変わります。
きれいめのジャケットにきれいめのパンツを組み合わせることで、コットン素材の「トワルドジュイシャツ」もよそ行き顔に変身。
もともと持っている、モノトーンのかっこよさや、柄の華やかさのおかげかもしれません。
素材はコットン100%の薄手の生地になります。
そのため長袖ですが、前を開けて着ると風も通り涼しく、春夏には羽織りとしても便利に活躍してくれます。
秋は1枚で心地よく、重ね着の季節にはニットやジャケットとも相性が良く、一年を通していろいろな着こなしを楽しんでいただけます。
「トワルドジュイシャツ」はsoutiencollar×ANTIPASTの別注品となります。
生地を染めるところから作られたこだわりの素材でできています。
うっすらとほんのり色づいたアイボリーと黒のコンビの配色。
「ほんのり」にこだわって、華やかさはあるけれど全体が程よく落ち着くことにより、合わせやすさも考えられています。
日本の信頼のおけるファクトリーで丁寧に作られています。
襟元はスタンドカラーだから首回りはすっきり。
ニットに重ねたり、レイヤードスタイルもシンプルさが際立ちシャープに見えます。
程よいゆとりがあるシルエットの秘密は、シャツの後ろのデザインにあります。
首筋近くを少しのギャザーで絞ることで、シルエットに立体感とゆとりを出しています。そのため、体のラインを拾いません。
裾のデザインは長め丈にカーブのデザイン。シャツのかっこよさと柔らかな雰囲気が同居した印象になります。
「トワルドジュイシャツ」は1サイズ、2サイズの2サイズ展開です。
身幅はややゆったりめ、肩幅もドロップした作りでアームホールも窮屈感がありません。
幅広いスタイルの方にお召しいただけます。
サイズ | 着丈/後総丈 | 身巾 | 肩巾 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
1サイズ | 77㎝/87㎝ | 60.5㎝ | 55㎝ | 52.5㎝ |
2サイズ | 80㎝/90cm | 62.5㎝ | 56㎝ | 55.5㎝ |
土のにおいに誘われるように
空の広さに気持ちが揺さぶられるように
動き出した冒険心
シャツをまとって
物語を作るように
明日を装っても楽しいかもしれません
〜繊細なニュアンスを表現する日本製〜
「ふたたび洋服も、ファストからスローへ」
「フォローコート」「おかかえバッグ」をはじめとするsoutiencollarの全アイテムは、国内優秀小規模メーカー、少人数アトリエで作られています。
近年の海外大量高速生産に押され、日本製はすでに国内での流通量は全体の2%のみとなりました。
大量生産では出せない、随所に手作業も入る工程による丸みと膨らみ、長年培った技術による人肌感が伝わるひと手間や細工、外見だけでなく安心や優しさもお楽しみください。
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