華やかではいたいけれど
自分じゃない気がするのはちょっと違って
「自分らしさ」は大切に
新鮮なものを
いつも心の片隅で探してる
華やかな柄に目が留まり、いざ着てみたものの
「あれ、なんだか違う…」
"好き"と"似合う"の両方が満たされず、ちょっと距離を置くようになっていた花柄のお洋服。
でも、この感覚は…?新しい発見と、心地いい安心感が…
花柄と言えば”可愛い”印象。カラフルな色使いに、デザインはフリルがついていたり、ちょっと甘いテイストだったり。
それが普段着には華やかすぎたり、ちょっぴり若すぎる?って心配になったり。
花柄は ”らしくない、、、” そう感じて、期待に蓋をし、しばらく距離を置いていた。
でも「これならいいかも」って
期待が再び。
少しづつ満たされる、新しい感覚が心地いい…
花柄のような、違うような、
細やかな柄と、色味から漂う穏やかな雰囲気は
気持ちがとても落ち着いて静かな高揚を感じるよう…
まるで蓋をしていた期待に、胸が膨らむように
ゆっくりと「いいかも」と感じられるブラウス、「アルル」。
そんな「アルル」には、作り手さんのストーリーも詰まっていました。
始まりは13年ほど前…
長く暮らしていたヨーロッパから帰国されて、「ブラウスを着て、バッグを持って旅に出る想像を膨らませていました。」と。
100%コットンの透け感のある薄地に、多色づかいのプリントで小花柄が上品に散りばめられているイタリア産のこの素材を見つけたとき、
「旅はもちろん、さまざまなシーンでも活躍するブラウスやワンピースにしたいなあ」と思われたそうです。
そんな温められていた思いが「アルル」ブラウスになりました。
夕暮れのいつもの帰り道や、旅先でののんびり贅沢な時間を過ごす休日...
日常や非日常、そのどちらにもそっと溶け込んでくれそうなこの雰囲気は作り手の思いとリンク。
異国情緒がほのかに香る「アルル」は、ゴッホの作品「アルルの跳ね橋」が名前の由来なんですよ。
絵の具のペイントでちょんちょんと色どりを付けたお花畑のような雰囲気がある花柄は、南仏アルルの何気ない日々ののどかな風景を彷彿とさせます。
自然と心と身体に溶け込むようで、かつて抱いていた花柄への抵抗感は、不思議とどこかへ消えて…
「アルル」の特徴はデザインとプリントともう一つ、着心地。
肌に直接触れて着ることも多いブラウスは、着心地は譲れませんよね。
コットン100%で、素肌に触れても、肌に密着せずとても快適。
まるで着ていないような軽さと、しっとりとした肌触り。夏から秋、秋から冬と曖昧な季節にもおすすめです。
朝、静かに身支度を整えながら、だんだんと気持ちを前へ向けていく感じ。
華やかでいて落ち着いた「アルル」は、ゆっくり始めたい心のリズムに寄り添ってくれるよう。
華奢なダイヤのネックレスでさりげない輝きを最後に添えて…
さぁ落ち着いて1日のスタート。
「アルル」は日本のアトリエで少人数で製作されています。
生地選びから始まり合わせるボタンを選んで、イメージが少しづつ具体化されていく。
そして職人さんの手に渡り丁寧に一点づつ仕上げられていきます。繊細なパイピングは匠な技術を要するそうです。
出来上がるまでにはそれぞれの過程で人の気配も感じられ、時間は費やすけれど最後のひと針まで目が行き届いています。
着ると温もりが感じられるのは、そんな大切に作られた道のりのあるお洋服だからかもしれません。
フロントのデザインは、ヨーク切り替えになっていて、まるでメンズシャツのようなデザイン。全体のふんわり優しい雰囲気をちょっぴりクールに引き締めてくれる役割もあり、甘くなりすぎないデザインに仕上がっています。
ホーンボタンは、小花柄の生地に溶け込むような同系色。上品な天然の輝きでさりげない存在感があります。
奥ゆかしくて決して華美ではない「アルル」。
大人な花柄ブラウスとしてお楽しみいただけます。
サイズ | 着丈(前身頃/後身頃) | 肩幅 | バスト | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
S | 61㎝/74cm | 40 | 83 | 62 |
M | 63㎝/76cm | 43 | 89 | 64 |
採寸は平置きにてお測りしております。
着用モデル:159cm/着用サイズ:Sサイズ
【ジャケットを羽織って】
「アルル」は生地が薄いので、上にジャケットも羽織っていただけます。
小花柄もアクセントになって、ジャケットスタイルにちょっぴり個性がプラスされます。
【デニムに合わせて】
定番のシャツ+デニムスタイルも「アルル」とのコーディネートならシンプルにまとまりすぎません。
ちょっと気分を高めて過ごしたいなって思う休日の、リラックス&カジュアルスタイル。
【きれいめパンツと】
メンズシャツみたいなフロントのデザインで、ボタンを留めて着るとキチンと感が増します。
きれいめパンツとシャツのコーディネートは、ややコンサバティブにまとまりがちですが、「アルル」なら生地感やシルエットにニュアンスがあるから、無難なだけではおさまりません。
どこか空気感があって華やかさもある着こなしに。
ふわっと新しい世界に出会ったような新鮮さ。
でも、自分らしくいられる心地良さも感じられて。
なにげない毎日が、優しく色づいて膨らんでゆく…
〜繊細なニュアンスを表現する日本製〜
「ふたたび洋服も、ファストからスローへ」
「フォローコート」「おかかえバッグ」をはじめとするsoutiencollarの全アイテムは、国内優秀小規模メーカー、少人数アトリエで作られています。
近年の海外大量高速生産に押され、日本製はすでに国内での流通量は全体の2%のみとなりました。
大量生産では出せない、随所に手作業も入る工程による丸みと膨らみ、長年培った技術による人肌感が伝わるひと手間や細工、外見だけでなく安心や優しさもお楽しみください。
soutiencollarのアイテムはこちらから