ほんの少し
あってない会話
最後がまとめられない
浮かんだポエム
片付かない
イスとテーブル
いいところで
すれちがう
そのわずかなズレ
それセンスかも
ストップ
遠目から
あらためてみてみる
冬が終われば、しばらく続く曖昧季節。
夏が終われば、冬を迎えるまで続く曖昧季節。
夏と真冬以外は何かと“着る頻度の高い羽織もの”
そういう服が必要な曖昧季節って、意外に長くて多いから
どのお洋服にも合わせやすいものを選ばないといけないと
無意識に思ってて。
となると、春と秋で着てる服が変わっても、
中に着ているものへ影響を受けなくって
便利でシンプル、が前提で。
だけど着だした頃のトキメキはすっかり無くなっていて、
ルーティンで“便利だから着ている”だけが残ってしまっていました。
だから、着ていて特別気分も上がらず
“大丈夫なもの”として着ているだけ。
でもせっかく多く着るんだから、
気分の上がるものを着たいなと思い、出会ったのが…
「スモークコート」でした。
そのコートは無造作でからだに馴染みがいいから
しなやかに身体にまとわりつくような優しい感覚。
崩れていても何だかおしゃれに見えるんです。
ベーシックで無難なものしかないと思ってたけど、
崩れていてもこれでいいんだと教えてくれたコートでした。
一枚仕立ての軽さと柔らかさ
服を着ているというよりは、布を巻いているような感覚。
煙のように半分存在のないようなコートというイメージから
「スモークコート」と名付けられました。
「スモークコート」はコートの様で、カーディガン的要素もあって
“半分コート、半分カーディガン”の曖昧さが“季節をまたぐ”長い期間に
ぴったりな羽織りものです。
三寒四温の時期は、寒い日と暖かい日を繰り返します。
ディテールにもこだわって作られているので
そんな日もコートの中を調整して楽しんでいただけます。
ドロップした肩と幅広の身幅で、ゆったりシルエットの「スモークコート」は、まるでガウンのようなリラックスムード。
中に着込むこともでき、カットソーやシャツの上にさらりと羽織っても重い印象にならない一枚仕立ての身軽な羽織ものです。
ウエストにはさりげなく結べる共布のリボン。両脇にはシームポケットがあります。
襟は折り返しても、クシュっとして無造作にしても様になります。
「スモークコート」はブラック、ベージュ、スモークブルーの3色展開になります。
コンパクトに編み上げられたウールメルトンスムース(ジャージー)というウール100%の生地を、時間をかけてしっかりと圧縮させ織物のメルトン(*A)の様に仕上げられた生地です。
(*A)メルトンはフェルトのように柔らかく、滑らかな肌ざわりが特徴の生地になります。
一手間の後加工でジャージーとは思えない張りやコシ感を持っていることが特徴ですが、ジャージーがもつしなやかさもきちんと残されており、差別化された風合いを持った生地になります。
きれいに圧縮されたスムース生地に後加工で縮絨(洗いをかけ、毛を絡ませて縮める)が施されていることにより、生地の目がさらに詰まり暖かく着ていただけます。
また、洗い加工により柔らかな風合いが増し落ち感も出てくることで、着るととっても馴染みがいいんです。
どこか昔から知っていたような親近感...着るたびに心地よさが増していくように感じる「スモークコート」です。
「春」は、シャツやカットソーに羽織るスプリングコートのように。
軽くて、堅くない印象なので普段に使えるのが嬉しいポイント。
サッと羽織っておしゃれ気分に。
「秋」は、ニット素材に重ねたり、ストールを巻いて
ちょうどいい暖かさに。
ゆったりサイズなのでリボンを結んでも、
ウエストのシルエットに大きな変化がなく、
すとんと落ち感はキープのまま。
「冬」は、コートの中に着るカーディガン的役割に。
丈の長い「スモークコート」だから、下半身もあったか。
軽いことでコートの中に着ても邪魔しないのと
レイヤードのチラ見えがこなれた感に仕上がります。
ご自宅での手洗いが可能です。
洗ったり着用することで徐々に柔らかく馴染んでいき、経年変化を楽しんでいただける生地です。
クリーニングに出すタイミングがないくらい、秋から春と長いシーズン着られる「スモークコート」なので、自宅でのお洗濯ができるのはとっても嬉しいです。
「スモークコート」は日本の工場で丁寧に作られています。
まずは生地に洗いをかけ、それから縫製されています。これにより生地に風合いを持たせながらも、仕上がり寸法の乱れを防ぎつつ、綺麗に仕上げられています。
「スモークコート」はワンサイズのお作りです。
ゆったりシルエットのため幅広いスタイルの方にお召しいただけます。
サイズ | 着丈 | 裄丈 | 身幅 |
---|---|---|---|
約102cm | 約83cm | 約70cm |
着っぱなしのしわがキレイに思えて
そのままでいいことに新鮮さを感じさせてくれた
「スモークコート」
季節の変化を楽しめるようになったおかげで
出かけたくなる時間が増えて
いつも行ってた場所に新鮮な気持ちで行っている自分がいました…。
〜繊細なニュアンスを表現する日本製〜
「ふたたび洋服も、ファストからスローへ」
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