夏が始まりそうな予感の日
今年も写真を
今年はあの付近で
こんなことも
あんなこともありそうだし
すぎてゆくひとときが
思い出になるように
お気に入りの場面と
お気に入りの服と共に
シンプルな着こなしが増えていく季節。
夏にジャケット?黒色なら汎用性があるけれど、紺色となると必要性を感じにくくって。
いるようで、いらない。なくても困らない。紺のジャケットといえば、そんなイメージ。
安心で万能な黒のジャケットは、いざという時からお出かけまで、季節を問わず何かと出番の多い大人の定番服。
”それなら紺ジャケットは?”
黒と紺、同じ定番カラーでありながら印象は違います。
黒がクールな印象なら、紺色は”調和、栄光、深い知恵だったり、信頼、誠実、知性、上品”さを表すといわれています。
例えばお仕事のシーンでは安心感を、お子さまの面談や面接のときには信頼感を与えるのも紺色。
落ち着き感があり、つつましいイメージがある紺色は、相手にも優しい印象を与えてくれます。
また、黒よりも華がある紺色はオシャレな人が身につけているカラーのひとつ。黒には出せない幅の広い表情も紺色の持つ魅力です。
でも、”ジャケット = かたい”
そんなイメージや思い込みはやっぱりあって...
「着回しはできる?」
「学生さんのジャケット風にならないかしら?」
心配はあれこれと。
けれど「ポートジャケット」は違いました。
ジャケットのかちっとした感じがなく、鏡の中の自分がとても自然体。
紺色のおかげでワントーン明るくなったような顔映りも新鮮。
紺色とジャケット、両方の良さが一つになった「ポートジャケット」
これなら、と思えた出合いのジャケット。
「ポートジャケット」は肩から首にかけてできるだけ高い”登り(傾斜)”をつけ、沿ように襟を美しく立ち上がらせました。
襟にあたる生地を職人がスチームアイロンで丹念に伸ばしながら曲げていき、肩に沿った立体的な形状にします。
そうすると円すい形の山の裾野のような美しいラインが現れます。
この一番のこだわりの、肩
例えば肩の張りが気になる方でも...いつもより肩幅が小さく見えたり、なで肩に見えたり、ジャケットを着た時の肩のラインの…”ちょっと気になる” を解消してくれます。
首に吸い付くように沿うのが理想の"登り"は、職人さんの技が光る腕のみせどころでもあって「ポートジャケット」はこのラインを追求したパターンとなっています。
また美しさだけではなく、すっと高い"登り"はジャケットの重量も支えるため、必然的に着心地も良くなります。
「着る人に優しく」作り手のそんな想いがじんわり感じられる「ポートジャケット」。内側のポケットもほのかに微笑みを浮かべています
内ポケットは、通常なら横に真っ直ぐに作られています。
でも、「ポートジャケット」の内ポケットは微妙にカーブがつけられています。
そのカーブに沿って縁の部分を、まるで細いこよりを縒(よ)るように手で丹念に仕上げていっています。
もみ玉ポケットと言い、決してミシンではできなくて、縫いあげられる職人さんも数少ないんだそうです。
出来上がった内ポケットは、微笑みの口元のように口角が上がっているようにも見える、入れる手に優しいポケットになっています。
汗避けの脇布もついていたり、袖口は本切羽とこだわりの仕立て。
脱いだ時や、折り返した時に見える袖口の裏地も控えめながらも凝った生地が選ばれています。
だから、ジャケットを脱いだときにも満足感があります。
ジャケットのシルエットや形は、雰囲気を印象付けたり、コーディネートがしやすいかなどを決める重要なポイント。
「ポートジャケット」の丈は程よい長さで、ウエストの絞りはやや緩やか。
合わせやすさと流行に左右されないデザインで、これから10年後まで愛用したい、そんなふうに思えるジャケットです。
素材はポリエステル65%、レーヨン35%
軽く、サラッとした肌にもやさしい着心地です。
季節は春から夏、秋口まで
汗をかいても乾きやすく、夏でもジャケットスタイルを楽しんでいただけます。
「ポートジャケット」のポートは”港”の意味
裏地のストライプの生地は横使いされていて、ポートにちなんでボーダーのデザインになっています。
いわゆる白紺のマリンテイストの強いボーダーとは違いシックな色使いのボーダーで、大人で上品な印象に仕上げられています。
何か物足りないかしら…
もう少しキラリとさせたいな…
そんなふうに思う時や
いつもお守りのような存在として身に着けていたりすることもある
アクセサリー。
小さな一つが作用して、印象を変えられたり、気持ちを支える存在にもなったり。
そんなアクセサリーみたいな存在が、「ポートジャケット」にもあります。
襟元や胸元に、小さなピンバッチ。
”エンブレム”のイメージで作られました。
巻貝、人魚、カモメ、パラソル、ニモ、、、
ほんのり海を香らせて
風景と共に
「ポートジャケット」は硬すぎないようにできているから、カジュアルなデニムスタイルとも馴染みが良く、普段使いができるジャケットです。
お仕事やお子さまの面接といった時も「ポートジャケット」を。
紺色のジャケットを羽織るとチークを塗ったように若々しく華やかな顔映りに。
落ち着いた中にもどこか親しみのある、安心感を与えてくれます。
春の終わりや秋口の曖昧な季節
アウターまではいかないけれど一枚ほしい
そんな時は、お出かけの羽織りものとして。
「ポートジャケット」は、益々生産状況が厳しくなる“純国産”アイテムです。
長年の経験による使う人への思いやりの手加減や、一手間が伝わります。
home madeとは、一人の職人まただデザイナーが一人で型紙から縫製まで仕上げる商品になります。
サイズ | 着丈 | 肩幅 | バスト | ウエスト | 袖丈 |
---|---|---|---|---|---|
36 (S) | 62㎝ | 37㎝ | 90㎝ | 85㎝ | 55㎝ |
38(M) | 63㎝ | 38㎝ | 93㎝ | 88㎝ | 56㎝ |
40(L) | 64㎝ | 39㎝ | 96㎝ | 91㎝ | 57㎝ |
42(LL) | 65㎝ | 40㎝ | 99㎝ | 94㎝ | 58㎝ |
※立体的な作りのため、測り方や測る箇所で寸法表と差異があることもございますので目安としてご参考ください。
同窓会やちょっといい会食など、
人が集まる時に相手が受ける印象を考えて服を決める。
そんな経験はありませんか?
飾り過ぎず普段でもない
出過ぎず引っ込み過ぎない、良い頃合いの服って…
紺のジャケットは、まさにそんな時の ”あったらいいな” な一着。
上品な雰囲気が漂い、程よい軽快さと柔らかさをもつ好印象ジャケット。
気にせずにはいられない「対面」
人と人との間でふるまう、程よい上品ジャケットです。
でも、たまには白のボトムでサンダルでも
夏の海岸沿いを歩く、そんなイメージも楽しんで。
〜繊細なニュアンスを表現する日本製〜
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