「12月はちょっとハレ」
すこし華やぎ
すこしやわらぐ
すこし華やぎ
すこしやわらぐ
いつもと同じだね。そう言い合えるってなんだか幸せ
オルゴールの音色が誰かを思う心を誘い
キャンドルが世界の美しさを照らしている
この季節だけはかかりたい "いいわけ" の魔法に
わたしが動くと時計の針が動きだすように
オルゴールの中のはぐるまがかみ合いながらまわりだす・・・
”今”にふさわしいメロディーを奏でながら
まるで魔法にかかったように
詩集のように集められた花たちが
最も美しくなるように
不思議と青が調和する
首元にパールをつけてもオーバーにならないのは
このシーズンならではの特別な雰囲気
コートを脱いで
あたたかなポットの紅茶と3段になった一口サイズのデザートたち
お茶のおかわりを楽しみながら
昔ながらの友人と午後の tea party
今年もほんと、おつかれさま
久しぶり!
に会うけれど すぐに戻れるあの頃に
やっぱり、オシャレね相変わらず
昔みたいに、ぶらぶらショッピングしながら話そうか
足が疲れたらカフェに入って
ケーキかごはんか迷う時間に
クリスマスの限定メニューを眺めながら
ついついおしゃべりに花が咲いて
メニューがなかなか決まらない
ブラックのジャケットにパンツだと、いつものわたし
柄のシャツはジャケットで額縁のように囲うと
華やかさと弾むような遊び心を名画のようにうまくつなげる
仕事帰りに待ち合わせ
ボトムはパンツだと今日は味気ないから
さりげなくゆれるチュールも黒ならOK
そんな気分にさせるのは街中にきらめくイルミネーションのせい
誰かとなにかを分けたい季節
かばんの中にはきれいなリボンでラッピングされたクッキーをしのばせて
たまには外食もしたい
だけど美味しいお店を見つけるのが最近難しくなった
せっかく行くなら美味しいものを食べたい・・・
少し奮発しても、確実に美味しいお店にいこう
おいしい料理には、会話を弾ませ、幸せなふたりを思い出させる
そんなパワーがあるから
あのお店にいくのなら
すこしだけドレスアップして行ってみたい
チュール素材のビジューブラウスなら肩は出さずにムードが香る
わたしらしさも忘れずに
空白には、大きめのアクセサリーを飾って
ちょうどいいバランスは気分次第で決めていい
これは必要。これは頑張らない。
だんだん分かってきた自分に期待しすぎない”マイ サイズ”
居心地のいい場所で居心地のよい人と今年は過ごす ”マイ holiday”
居心地のいい場所も
好きなアロマの種類も
あたたかな部屋で飲むほうじ茶も
がんばりすぎるのをやめたら
好きなものがくっきりと輪郭をもち、迷って疲れることが減ってきた
お気に入りのモヘヤを着よう
くすんだピンクは一番好きな色
ご自愛ください
ご自愛します
今夜は人混みよりも部屋の中で映画をみよう
ディカプリオがとびきりキュートな時代のやつを
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「New Ceremonies」
いつもよりおしゃれをして
いつもより美味しいメインディッシュ
いつもよりほんの少し着飾る今日
これこそが人生の輝き
今日はいつもと違うはず
ワンピースに合わせて髪型もメイクも変えてみた
背筋も伸ばして凛と歩く
何度も鏡やガラス越しの自分を見てニヤニヤが隠せない
ワンピースが連れてきた
あの頃のわたし
どこかに忘れてきたわたし
再会できて嬉しい
つぼみではなくて、満開にひらく花束を買った
先まわりしてあれこれ考えるよりも今
最も美しく咲き誇る花を選んだ
今日をただの普通の日にしたくなくて
心のリズムを花模様にのせた
かつて世界が窮屈だった頃
美しいものや無駄なものは排除された時代があった
ある陶芸家は隠れてボタンをつくり
小さな小さなボタンの中に彼女の美を宿し続けた
あふれ出す思いを何にのせよう
無駄を愛おしむ心をどこに飾ろう
今はもう隠す必要はないのだから
holidayは半音上がるシャープのよう
いつもの白い鍵盤に#シャープを足せば
半音あがった気持ちを鳴らす
白い粉砂糖のレースでおめかしたらクローゼットの中のボーダーが
いつもと少し違う雰囲気になって
ましろの気持ち
気分新たなノートの1ページ
丁寧にかわす挨拶
握手する手のひら
ハグする両腕
やわらかなプリーツと
どこへでも馴染むベージュとホワイトカラーは人見知りしない
程よくのびをし、程よく休む
楽譜の中の休符記号
休んだあとはまた毎日が動き出す
ひとりで奏でることはない誰かと寄り添い拍手を贈り合おう
人生はオーケストラ
日常がもっともっと輝くように
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