「恋シャツ」
〜もう一度 恋するシャツ〜
〜もう一度 恋するシャツ〜
秘密めいたことなど何もない
なんの仕掛けもないわたし
ほんの少し退屈
たとえばもう一度恋をするならば
シャツに着替えて
駆け出したい
シャツのボタンをとめる仕草
シャツのボタンをはずす仕草
その全てをイトワナイ
美しさが宿る指先に
いつかの面影をみる
ライ麦畑の雷雨のように時に激しく胸を打つ
大地のにおいに太陽は恋焦がれ
開いたシャツの胸元にやきもちを焼く
40代になりすっかり自信がなくなった
デコルテと首元
アクセサリーでごまかしたり、ごまかせなかったり
メイクで隠せない首元だから
襟に高さのあるブラウスは自信の無いところを上手く隠せて
バランスも取りやすい
わたしに都合のいいシャツ
LOVEソングは遠い過去
書き方を忘れたLOVEレター
だけど、カットソーからわざわざ着替えたい
そんな気持ちにさせるのは
恋するココロにちょっと似ている
膨らんだ袖、シャツならではのマニッシュ感、甘さと辛さが出会って恋をする
まるで料理の さしすせそ みたい
欠かせない コツ のようなシャツ
前がうしろで後ろがまえで
覚えなくても美味しくなれる
テクニックいらずの さしすせそシャツ
初恋の味は
ポタージュスープ
寒いねといったら
買ってきてくれた自動販売機の
”ポタージュスープ”
手をつないで歩いて
バス停がもっと遠かったらいいのに
そう願った懐かしい日
あの頃の優しい気持ちになれそうなあたたかな思い出のポタージュ色
女性からみて美しいと思う女性と
男性からみて魅力的な女性の共通点は
シャツ
かもしれない
"毎日の服に花柄を取り入れて"
Anna Dorenが言っていた
もう一度着たい 花柄は
南フランスから届いた絵葉書のよう
黒は味方だ
隠しごとは透けないし
たいていのことはごまかせる
計算いらずのあざとい黒
あの日ペンで塗りつぶした
手紙の中の一小節
Toile de Jouy トワル・ド・ジュイ
その伝統的なフランスの絵柄は
かつて、マリーアントワネットも愛したらしい
退屈な日常は劇的には変わらない
だから最終回を期待する
次の新しい何かが始まってほしい そんな欲望からだ
着飾ることを愛する人は
シャツのボタンをどこまでほどくのだろう
恋の切符で旅をしてきた
ハッピーエンドを探しながら
お家のナカで過ごす日も、ソトにお出かけする日も、万能にこなせる一枚があれば嬉しいですよね。
ちょっと駅までと出かけたら
25年(!?)ぶりに会ってしまった同級生
こんな歌の歌詞みたいなこと本当にありますよね
"変わらないね~"と言い合いながら
いつものスウェットにメガネの日じゃなくてよかった…と胸をなでおろす
今朝一枚パッと選んだシャツワンピースのおかげです "ナカもソトもこれ一枚" でおしゃれ着になってくれるから 心もやわらか
お家での趣味の時間にも、お出かけにも、
コットン素材で心地いい着心地のシャツワンピース「マチルダ」がおしゃれ心も満たしてくれる。
爽やかな気候の秋には、さらりと一枚で、冬にはニットを組み合わせて
季節折々の着こなしも楽しんでいただけます。
迷わず選んだ花柄のワンピース
少女の頃のトキメキは「ジャスミン」ならば大人になった今も馴染む
月に焦がれるジャスミンのように
月夜に恋するワンピース
映画の主人公にはなれないけれど、レイトショーの待ち合わせは時計台の下で
シャツコートになっても
ワンピースになっても
飽きない頼りがいのある一着
イケメンよりも
ユーモアがあって安心感のある人に
惹かれてしまう そんな感じ
今日は午後の予定まで
着替えなくてもいいのだけれど
わざわざ着替えたくなるのは
肩を抱く優しさとともに
一日のスタートを楽しませてくれるワンピースだから