シャツに惹かれる
だけど
かっこよすぎるのも甘すぎるのも
なんか違う
しっくりきたポイントは
"襟" でした
襟がある分、お顔に一番近い服だからこそ
"いい襟" 探しは
悩ましい
どうしてなんだろう
なにか違う
いつかは シャツ の似合う大人に…そう思っていたのに
しっくりくるシャツのカタチはどんなだろう
流行りの大きな襟は、年齢とあっていない気がして…
かっちり硬めの素材だと
一番上のボタンまで留めると、窮屈そう…
固めな印象が欲しい訳じゃないんです…
顔に一番近い襟。
鏡を見た時のシャツとわたしのバランスを埋めてくれるのは
小さめにデザインされた襟でした…
襟元はお顔とセットだから
表情を良くも悪くも左右します
大き目の襟はどうしても年齢とのギャップが埋まらなかったけど
「カフェ ド シトロン」の丁度いいコンパクトな襟のサイズは
顔とシャツの間の境界線をなくしてくれるみたい
シャツを選んだら
第一ボタンをとめたり、はずしたり
襟を立てたり、ねかせたり
自分の表情と ”しっくり” くるまで鏡でにらめっこ…
なんてことも「カフェ ド シトロン」なら
丁度いい存在感の美しい襟に
ボタンを一番上までとめても
かたく、かしこまり過ぎない空気感があるのです
”しっくり探し” が苦手なんです
イタリアのシチリア島で太陽とともに育つ
美しい ”シトロン” の実
ブラウスのお袖の上品な膨らみが
そんなシトロンの実に似ていることから
「カフェ ド シトロン」と名付けました
素材はコットン100%
軽さと程よい風合いの生地
まるで太いバングルをつけているようなカフスのデザイン
コーヒーを飲む
ピアスをつける
電話をかける
そんな日常の何気ない仕草までが
素敵に見えてしまう手元
襟とカフスが醸し出す、シャツのかっこよさと
ふんわり香る、お袖の膨らみはブラウスの甘さ
どちらかに偏ることなく、うまく調和しているからこそ
かっこよすぎたり、あまくなりすぎないから
今までのシャツとは違う
新鮮さがあるんです
シャツなのに
ジャケットがなくてもきまる
ブラウスではないのに
ふわっと香る余白
その雰囲気は普段も使いやすいのに
ドレッシーなスカートと合わせると華やかな席にも
カジュアルからモードまで
イメージがどんどん広がっていくのは
持ってるシャツとは、襟もお袖もこだわりポイントが違うからでした
いつかはシャツの似合う人に…
手に取ってはみたけれど
なかなか鏡の前でしっくりこなかったのは
襟や雰囲気
理想のポイントがたくさんあったから
しっくりこないポイントがクリアされていった時
こころが ”きゅっ” とつかまれて
「いつかは。」
が叶ったシャツでした